観葉植物として人気があり、室内での栽培に適しているシェフレラ。
手間が掛かりにくいことから観葉植物の初心者におすすめされることも多いです。
今回は、そんなシェフレラについて解説します。
- シェフレラの育て方
- 適した環境
- 手入れ方法
- 害虫や病気
- 植替え
- 枯れたとき
- 飾り方
- 入手方法
【シェフレラの育て方】
・土壌:「観葉植物の土」または、赤玉土、パーライト、バークチップなど
シェフレラは、排水性がよく保水性のある土を好みます。
初心者の方はホームセンターで売られている「観葉植物の土」を使えば簡単です。
用土を自作する場合は、赤玉土、パーライト、バークチップなどの混合物を使用すると良いでしょう。
・水やり:乾いたらたっぷりと
土が乾いたら、たっぷりと水を与えます。
冬季は乾燥しやすいため、水やりに注意が必要です。
水がたまり過ぎると根腐れになるため、水はけを良くするために鉢の底に石灰
石などを敷くとよいでしょう。
・肥料:基本、月1回
成長期には、月に1回液体肥料を与えます。
冬季には肥料を与えなくても大丈夫です。
・剪定:必要に応じて
枝を伸ばしすぎたり、葉が黄色くなってきた場合は、必要に応じて剪定します。
【適した温度、湿度】18℃~27℃程度、湿度50%以上
シェフレラは、温暖な環境を好みます。室温が15℃以下になると、成長が遅くなります。また、乾燥しすぎた環境を嫌うため、湿度を保つようにしましょう。
特に冬場の暖房器具で乾燥しやすい環境には注意が必要です。
【適した日当たり】明るい場所、しかし直射日光には弱い
シェフレラは、半日陰から明るい場所が適しています。
直射日光に当たると葉が焼けるため、夏場は日陰で管理するか、日よけをすることが大切です。
【手入れ】
・葉拭き:定期的に葉を拭いて、ホコリを落とします。
・誘引:成長に合わせて誘引し、形を整えます。
・支柱:高く成長した場合は、支柱を立てることで倒れを防ぎます。
【害虫、病気】カイガラムシやアブラムシ、コナジラミ、灰色かび病
シェフレラは、カイガラムシやアブラムシ、コナジラミなどの害虫に注意が必要です。
他には、根腐れや灰色かび病にかかることもあります。
根腐れを防ぐためには、水が溜まり過ぎにしないように土の中に鉢底石を入れる方法があります。
鉢底石を入れることで水はけが良くなります。
灰色かび病にかかった場合は、感染部分を切り取り、消毒液で拭いてから放置すると良いでしょう。
【植替え】春先に3~5年ごと
シェフレラは、3~5年ごとに植替えを行います。
植替えのタイミングは、春先が適しています。
植え替える際は、根腐れした根を取り除き、新しい土に植え付けます。
【枯れたとき】適切な処置で回復することも
シェフレラが枯れた場合は、原因を確認して対処することが大切です。
根腐れや乾燥が原因であれば、適切な処置を行うことで回復することがあります。
ただし、重度のダメージを受けた場合は、復活できないことがあります。
【飾り方】十分なスペースを確保
シェフレラは、観葉植物としても人気があり、室内のインテリアに取り入れられることが多いです。
置き場所によっては、大きく育つことがあるため、十分なスペースを確保して飾るようにしましょう。また、ハンギングやスタンドなどを使って、様々な飾り方ができます。
【入手方法】園芸店や植物店、オンラインショップ
シェフレラは、多くの園芸店や植物店で販売されています。
最近では、植物専門のオンラインショップや、大手ECサイトでも販売されています。
他にも、観葉植物を扱うインテリアショップや、ホームセンター、スーパーマーケットなどでも簡単に手に入れることができます。
【価格相場】1,000円~10,000円程度
一般的には1,000円~10,000円程度が相場となっています。
小さな苗から大型の鉢植えまで、様々なサイズのものが販売されているため、自分の予算や欲しい大きさに合わせて選ぶことができます。
【まとめ】
シェフレラは、比較的手間も少なく育てやすい観葉植物です。
置き場所に十分なスペースを確保して飾ると美しい姿を楽しめます。
比較的簡単に入手できるうえ、手入れも簡単なので観葉植物デビューにおすすめできる植物です。
シェフレラで、お部屋をおしゃれに飾ってみましょう。
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